小林やすおの議会報告 一般質問:教育委員会委員長の長期不在・他 (平成20年9月17日)

教育委員について

教育委員会には、早急に解決すべき課題が山積みしているが、教育委員5名のうち2名が長期不在である。
また、「こども教育部長」が教育長の職務を代理している。
教育委員会の決定事項の全てを執行する責任者である教育長の重責を部長が兼務する実態について、教育委員の選任権を持つ区長として、本区の教育行政に対する所見を伺う。

答弁要旨

選任が難航し、およそ1年にわたり、教育長・教育委員の欠員状態を招いたことは誠に申し訳ない。保護者委員を含めた教育委員2名の選任は、出来るだけ速やかに議会の同意が得られるよう進めていく。

平成20年度決算について

1.今決算を踏まえ、区長は本区の財政運営の課題をどのようにとらえ、どう対応するのか

2.執行率が例年に比べて低い状況を含め、成果の評価及びその結果についてどのような問題意識を持っているのか。

答弁要旨

1.決算数値等で見る財政状況は良好だが、財政基盤が強固とは言えず、引き続き財政の効率化に取り組む。

2.事業計画の予算とその執行は、これまで以上に状況を把握し、効果的な施策が実施できるよう検討する。

子どもの感染症予防と新型インフルエンザ関連の危機管理対策について

1.子育て支援の一環として、早期にワクチン接種の助成制度を設けるべき

2.「予防」の観点から重要な、各家庭や学校・保育園などへの今後の取り組みは

3.学校・学級閉鎖は、どのように判断しているのか

4.区が大流行に備えて策定している事業継続計画(BCP)は、その実効性を検証する必要があるのではないか。区長の所見を伺う。

答弁要旨

1.任意予防接種は、次世代育成支援後期行動計画の中で実施する

2.発生動向等の変化に応じ最新情報を提供し、知識の普及を図る

3.欠席状況や学校医の所見及び東京都の休業基準等を参考に判断

4.研修等を通じ職員の危機意識を徹底し、常に計画を見直し必要に応じ修正していく。

その他、「基本計画改定について」質問をしました。

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