小林やすおの一般質問:「千代田区文化芸術基本条例」について
今年3月に制定されたこの条例に、「優れた文化芸術は、人々に感動を与え、心を揺り動かし、豊かな感性をはぐくむ」とあるが、優れた文化芸術に触れ、楽しむことのできる環境づくりは、区民の日常生活を精神的にもゆとりある豊かなものにしていくと考える。(中略)自冶体にとって、今いる住民の満足を得るだけでなく、他の地域から新たな住民を引き付ける魅力的な施策を推進していくことが必要であり、魅力的な街づくりをするため「仮称・文化芸術プラン」は非常に重要なものであると考える。(中略)千代田区の計画としての、独自性はどのようなものか。
5年間という短い期間で計画に掲げたすべての事業を実施するには、どのような対応が必要であるのか。
また、拠点づくりとして「仮称・ちよだアートスクエア」というのがあるが、これはどのようなものをイメージしているのか。
区内には立派な文化ホールなどの施設は沢山あり、新たな施設を建設するのではなく、区有施設を有効活用し区民自らが管理運営できる使い勝手のよい活動の場を設置すべきと考える。
答弁要旨
千代田の桜の魅力をアピールしていく「さくらプロジェクト」や「ちよだ江戸しぐさプロジェクト」は千代田独自の施策であります。また、全庁的な検討体制を計画策定後も維持し、計画の進行管理を行なう。
アートスクエアについては、利用者が自由な発想で創意工夫できる空間を想定しています。また、場所については既存施設の活用の中で検討してまいりたいと考えています。