小林やすお 区政報告:「費用弁償に関する議員提出議案」全会一致で可決! (平成22年6月25日)
「千代田区議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例」
この条例改正について会期を三日延長し全議員の賛成を取り付け可決致しました。
(9/1施行までには課題整理が必要)
尚、全会一致になりましたので、議会運委員長の私が本会議場で議案説明を致しました。
議案説明
議員提出議案第13号 「千代田区議会議員の議員報酬、費用弁償及び期末手当に関する条例の一部を改正する条例」について、提案者を代表して提案理由をご説明いたします。
千代田区議会はこれまで、区民に開かれた区議会の確立と議会活動の活性化を目指し、議会を挙げてさまざまな取り組みを行なってきているところです。
平成14年からは、議会活動や運営に関する課題を解決し、さらなる区民に開かれた区議会を実現することを目的として、議長の諮問機関として「議会活動条件整備等検討会」を設置し、検討を行ってきました。 検討する課題は、議会活動のあり方をはじめ、議員の身分の位置づけや議員報酬及び費用弁償のあり方など、多岐にわたっています。その中でも、費用弁償のあり方については、現在、支給されている5,000円という金額が、「その額の算定根拠が必ずしも明確でないため、実態に合わせて検討を行う」としてきたものです。
今般、区議会内での費用弁償のあり方を見直そうという気運の高まりを受け、精力的に検討を重ねた結果、議員が本会議や委員会に出席したとき、又は職務のため特別区の区域内を旅行したときに支給される日額旅費5,000円を廃止し、「交通実費相当額」を旅費として支給する方式に改めることといたしました。
この改正案は、区議会全体で検討し、議会改革の一歩として全議員が提出者となって提案するものです。
議会改革の課題は数多くありますが、千代田区議会は、区民の代表として、主体的に活動でき、区民の負託に十分応えられるよう、さらなる改善・整備に向けて議会を挙げて取り組んでまいります。
以上、満場一致、ご議決いただきますよう、お願い申し上げまして提案理由の説明といたします。