小林やすお 区政報告:一般質問:熱中症予防対策、受動喫煙予防対策について (平成22年6月25日)

熱中症予防対策

高齢者でエアコン冷房が嫌いな方も多く、ある調査では熱中症で亡くなった方でエアコン未設置者は43%、設置者は50%でした。
感覚の鈍りから暑さや体温上昇を感じない方も多く、気温28℃、湿度70%がエアコン作動の目安と聞く、温度湿度を感覚的に分からない方々に眼で見て分かる配慮が必要。
来年は今年の経験を踏まえ温度・湿度がわかり易く表示された計器等を配布すべきと考えるが、区の来年の対応は?

答弁要旨

区内の発症は39件、エアコン設置であるが扇風機のみで過ごしていた。
来年は関係機関と協議し、計器など配布の必要性を検討する。

受動喫煙予防対策

21年度決算ではタバコ税収入は31億円、その収入は一般財源として千代田区の各施策の原資として貢献している。
この一般財源にも寄与しているタバコに関わる施策に、区として力を注ぐことは広く理解いただけると思う。
全国に先駆けて路上喫煙を禁止した千代田区の石川区長が、街中での秩序ある喫煙のあり方を全国に率先して示す施策を実行すべきである。
また、秋葉原駅東口の公園での喫煙者の数とマナーは最低、同駅の新東口のオアシス@アキバ喫煙所では行儀よく喫煙している実証事例があるが、区の考えは如何に。
喫煙者が集中し、マナーが芳しくない地点にこそオアシス@アキバ喫煙所のような、煙を外に出さない密閉型の喫煙所を設置し全国に、いえ世界に先駆け模範となる施策の展開をすべきと考えるが石川区長の考えをお伺いしたい。

答弁要旨

公共空間でのルール作りが必要、基本方針では公園・児童遊園は分煙化が望ましい。
注目度の高い地点で路上喫煙をいち早く提案した、本区の姿勢を象徴的に発信できる所においては、密閉型喫煙所があってもいいと考える。
いずれにしても、公園等は原則分煙の方針であるが、実態を踏まえ受動喫煙防止策を講じて参りたい。

小林やすお

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