小林やすお 議会報告:平成25年第4回千代田区議会定例会 代表質問(平成25年12月18日)
平成25年11月27日開催の第4回千代田区議会定例会継続会にて代表質問を行いました。
副区長就任後の区政運営について
副区長は区長の補佐役として、執行機関の縦割りとなっている組織を全庁的な視点から取り纏める大切な役割を持っている。今般、2年間にわたる副区長の「空席」状態が解消され、新たな組織体制が整ったが、いかに区政の山積する課題に取り組み、区民に対して分かりやすい区政運営を行っていくのか。
答弁要旨
課題やニーズに対し、スピード感を持って適切に対応するには、各事業部が課題に積極的に対応することは勿論、分野横断的な課題に対しても従来にも増して全庁一丸となって対応していく。
「客引き防止等の対策」について
客引き行為等が目に余るものがあるとして、先の定例会に連合町会協議会や商店街連合会、商店街振興組合連合会から条例制定の要望書が出された。「風営法」や、「東京都迷惑防止条例」においては対象業種が限定されていたり、執拗な勧誘など悪質な客引き行為のみを対象としており、現行の法令では対応に限界がある。区の客引き行為等への対策と課題は?
答弁要旨
条例制定を視野に入れ、各地域の実態把握と意見を十分に聞き、重点的に取り組む地域の指定や対策推進のための運営体制を整備し、地域の実情に合わせた自主的なルールを作成しルールの遵守を呼びかける。
区民の健康増進のために
生活習慣病予防対策として壮年期のメタボリックシンドローム対策に着目して実施されている。
また近年、歯と口の健康状態が全身の病気の発症に深く関わることがわかってきた。歯と口の健康管理のための区民歯科健診は受診率が非常に低く、歯の定期的な健康管理ができている状況とは思われない。本区においては、医科・歯科全般にわたり区民の健康増進施策について、どのような方針で取り組んでいるのか。
答弁要旨
区民健診は20才から5才ごとの節目年齢と40才以上の区民全員、区民歯科健診は19歳以上の区民全員を対象として毎年受診できる体制をとっている。高齢者への周知として、今後は長寿会など高齢者団体等の活動の場を活用させていただくなど、啓発を含めた健診受診勧奨の強化を検討し実施する。
その他、地域福祉バス「風ぐるま」及び「住民情報の保護対策」について、質問を行いました。