小林やすお 議会報告:平成27年第2回定例会 議案第39号に賛成討論 (平成27年7月1日)
議案第39号「千代田区いじめ防止等のための基本条例」
- 目的
区におけるいじめの対策を、総合的かつ効果的に推進するため、千代田区におけるいじめの防止等について基本的事項を定める条例を制定する。 - 特徴
①学校に限らず区が関与又は事業におけるいじめを対象とした。
②対象年齢は18歳までのすべての子どもとした。
③学校、教育委員会、区長のそれぞれに対策組織を設置し、重大事態が生じた場合に公正な調査が行われるようにした。
賛成討論 要旨
いじめは大きな社会問題となっており、区は昨年4月にはいじめ防止等のための基本方針を定め防止対策に力をいれている。
昨今、子ども達を取り巻く重大事件が多発しており、こうした危機的な状況を踏まえて、本条例を提案されたことは大変意義深いことである。
条例の特徴として、対象は学校に限らず区が関与する施設等における18歳以下のすべての子どもとするなど、防止対策として期待するところである。また、組織として学校では「健全サポートチーム」教育委員会の「いじめ問題対策委員会」区長の付属機関として「いじめ問題調査委員会」を設置し、3段階の調査を行うなど公正な調査が担保され評価できるものである。