小林やすお 議会報告:新型コロナウイルス感染症対策に関する意見書(令和2年7月31日)
令和2年第二回臨時会に於いて、議員提出議案第9号について提出者を代表して読み上げました。
新型コロナウイルス感染症対策に関する意見書
世界中を震撼させている新型コロナウイルス感染症は、我が国においても憂慮する事態となっている。(中略)
本区は、基礎的自治体として、区民の日常生活を支え、安全と安心を確保する役割から、今、為すべきことは、予想される新型コロナウイルスとの長期戦において、安心して医療・福祉サービスを利用し、仕事や子育てができる日常生活を取り戻すことです。
よって、千代田区議会は、新型コロナウイルス感染症対策に係る、下記事項についての対応を強く求めます。
- PCR検査を大規模に実施し、陽性者を隔離・保護する取り組みを強め、感染急拡大を抑止することについて
- マスク・手袋等の防護具の確保・備蓄について
- 保健所の体制強化について
- 福祉施設・事業所における感染防止対策・事業継続の支援について
- テレワークをはじめとする働き方の見直しについて
- 生活困窮者等の暮らし、住まいの支援について
- 感染防止に配慮した介護サービス等の提供方法の検討、通いの場等の地域の居場所の確保について
- 感染防止に配慮した児童虐待、DV等の相談支援体制の強化や子どもの見守り体制の強化、子どもの学びの保障について
- 妊産婦への支援について
以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出します。
令和2年7月31日、千代田区議会議長名
内閣総理大臣、財務大臣、総務大臣、経済産業大臣、厚生労働大臣 あて
満場一致、ご議決いただけますよう、お願い申し上げまて、提案理由の説明といたします。